中学校でダンスが始ります

平成20年度の中学校学習指導要領改定により、中学校保健体育において、平成24年度から、第3学年になるまでに全ての中学生がダンスを学習することになりました。すでに、平成23年3月より、東京都は学校外のダンス専門指導者を授業に導入し、担当教員とのティーム・ティーチングの在り方を実践研究するモデル授業を実施しています。

「現代的リズムのダンス」とは

文部科学省の新学習指導要領中学校保健体育[ダンス指導のためのリーフレット](*)によりますと、中学1・2年生では、「ロックやヒップホップなどのリズムに乗って全身で自由に弾んで踊る」という例が掲げられています。

ロック、ヒップホップの音楽という一例があるため、ダンス=ロックダンス・ヒップホップに代表されるストリートダンスと直結したイメージになりがちですが、必ずしもそれだけとは限りません。

http://www.mext.go.jp/a_menu/sports/jyujitsu/1306098.htm(2012年2月25日現在)

ジャズダンスって

ストリートダンスを含むすべてのダンスの基本はジャズダンスです。ジャズダンスはあらゆるジャンルの音楽やリズムの特徴を生かした振付をすることができ、バレエやヒップホップ、コンテンポラリーなどいろいろな要素を取り入れたダンスとして定着しています。

ステージ、TV、映画などで魅せるダンスとしてエンターテイメント的な特色を持ち、進化し続けるダンスと言えます。シアターダンスとも呼ばれ、ミュージカルナンバー、ジャズのスタンダード、R&Bなどの音楽に乗せて、帽子やステッキ、扇子などの小道具を使いステージを展開させるシアター(劇場)のためのダンスとしてもポピュラーなものです。